森達也、上原善広、安田浩一など一線で活躍するノンフィクション作家の対談集。この人選は好み。「ヤクザと憲法」やFAKEの撮影裏話がおもしろかった。
上原善広との対談で「自民党は動物、共産党は理想的だけど不自然、人間は結局損得で動く」という話とか、共産党から自民党へ鞍替えした人の話なんかが印象に残った。まあ、そうなんだろうと思う。理念よりも損得。
それと、冒頭の天ぷら料理人の話も印象的だった。年を重ねても現場の最前線に立ち続ける寡黙でストイックな職人の話だったんだけど、何よりメゴチの天ぷらを食べたいと思った。
上原善広との対談で「自民党は動物、共産党は理想的だけど不自然、人間は結局損得で動く」という話とか、共産党から自民党へ鞍替えした人の話なんかが印象に残った。まあ、そうなんだろうと思う。理念よりも損得。
それと、冒頭の天ぷら料理人の話も印象的だった。年を重ねても現場の最前線に立ち続ける寡黙でストイックな職人の話だったんだけど、何よりメゴチの天ぷらを食べたいと思った。